ゼンリンメールマガジン for Hobby Vol.24 2016年2月25日配信
いま、“ねこブーム”が到来しています。書店には趣向を凝らしたねこの写真集が並び、インターネットの動画サイトでも、ねこの動画は大人気。たくさんのねこと過ごせる“ねこカフェ”や、ねこがたくさんいることで観光地化しているスポットがあったりと、様々なシーンで“ねこブーム”を実感することができます。 そこで今月は、その場にいるだけで癒されるような、全国津々浦々の“ねこの街”をマップでご紹介します。
マップに配置した“ねこの街”は、野生のねこがたくさんいるスポットだけでなく、ねこにまつわるイベントを開催していたり、ねこ好きにはたまらないアイテムがある街も含まれています。
尾道の福石猫
たとえば「尾道(広島県尾道市)」。海を見渡せる“坂の街”は、のんびりくつろぐねこの姿がよく似合います。さらにねこの足跡がついた路地「猫の細道」や、約3000体もの招き猫が展示されている招き猫美術館も人気スポット。
また、絵師の園山春二さんが丸い石に猫を描いた「福石猫」が尾道の街に888体、点在しています。「ここにもあった!」と探しながら街歩きできるとあって、猫好きにはたまらない街といえそうです。
「吉祥寺(東京都武蔵野市)」は、猫に関連したギャラリーやカフェ、雑貨店が多く、地域住民の認知と合意の上で共同管理されている「地域猫活動」が根付いている街です。さらに吉祥寺を舞台にした、ねこが登場する映画やマンガなどの作品もあることから、街とゆかり深いねこに親しんでもらおうと、毎年「吉祥寺ねこ祭り」が開催されています。
猫がたくさんいる街や島にお出かけして、そこでねこに出会うことができたら、ゆっくりと観察したいもの。ねこは大声や急な動きに対して警戒心を抱く生きものなので、こちらもゆっくり・のんびりとした心持ちで接することが基本です。
ゆっくりと眺めているうちに、こちらがしたくなることといえば「写真を撮ること」ですよね。その際、近づくときもゆっくりと、さらに姿勢を低く保ち、ねこの目線に合わせながらカメラやケータイを構えるようにしましょう。
そして、できるだけフラッシュは使用しないこと。動き回るねこがブレないためにフラッシュは有効な手段ですが、近い距離ではねこが驚いてしまう上に、ふわふわとした毛のソフトさを表現しにくくなってしまいます。
デジタル一眼レフをお持ちの場合は、ISO感度を上げたり、絞りを開けるなどしてシャッタースピードを速めて撮影しましょう。
被写体となるねこが、ちょっと自分に慣れてきたなと感じたら、「連写」してみるのもひとつの手。毛づくろいしていたり、あくびしている際に連写してみると、予想外の出来栄えの一枚が撮れることもあります。
また、肉球やしっぽなど、ねこ特有の部位にフォーカスした写真も味わいがあって素敵ですよね。文字通り“猫背”になっている後姿もカワイイもの。テーマを絞って撮影してみると、楽しみが広がりますよ。
ねことの出会いを楽しむ中で心がけたいのは、地域にお住いの方々の迷惑にならないよう、マナーをしっかり守ること。地域によっては、観光客がひっきりなしに餌を与えることで、ねこ達の食べ過ぎも問題になっています。ねこと人が末永く共存していけるよう、マナーを守りながら楽しんでくださいね。
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「mati mati」は、“街”と“まちまち=それぞれの街が持つ特徴の「多様さ」”から生まれた言葉です。
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たとえば「吉祥寺」のテーマは「ねこ」!
地図柄の中にある足あとのマークの場所に行ってみると、嬉しい出会いがあるかも?
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