建設ソリューション
建設業界の様々な課題を解決する「パッケージソリューション」と、3D地図データによる「BIM/CIMソリューション」が建設業界のDX(デジタル化)を加速します。
建設・不動産の
業務プロセスに革新を
デジタル化した多様なデータを地図上で複合して新たな価値を創出するとともに、用地仕入れから設計、施工、管理まで様々な業務の効率を飛躍的に向上させることを通じて、建設業の業務プロセスを革新します。
ソリューション
ゼンリンの地図データをベースに開発された建設業務を効率化する「ZENRIN GISパッケージシリーズ」と、BIM/CIMソフトに対応した「3D地図データオンラインサービス」が、建設業界のニーズを満たします。
ブルーマップ・用途地域などの土地コンテンツや、
案内図作成などの用途機能が業務の手間を軽減
ZENRIN GISパッケージシリーズ
用地仕入れ/調査から設計、施工、物件の維持・管理まで建設に関わる一連の業務を、住宅地図をはじめとした各種地図情報を活用した用途機能により効率化し、建設業者様のDXを促進するパッケージソリューションです。
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1. 用地仕入れ/調査
物件調査に欠かせない地番や用途地域、地価公示、路線価などの土地に関する様々な情報を地図上に表示する機能により、一次調査での自治体、法務局等へ足を運ぶ時間を削減し、効率的な用地仕入れ/調査を支援します。
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2. 設計
DXF形式の住宅地図データをダウンロードする機能により、地図のトレース作業は過去のものになりました。また、道路の接道状況の確認も道路幅員レベル情報により、地図上で簡易的に確認できます。
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3. 施工
地図データを切り出すだけで簡単に「工事関係者への現場案内図」「近隣住民への工事告知」等の案内図をワンストップで作成できます。また、搬出入経路の確認も車両条件を考慮した大型車ルート検索により効率化できます。
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4. 物件の維持・管理
物件に関する各種情報(画像、PDF、図面、メンテナンス情報、営業情報)を管理データの条件に合わせて色分け、ラベル表示して地図にマッピングできるので、情報の重複や陳腐化を防ぎ、適正な物件の維持・管理に役立てられます。
設計意図や周辺環境の可視化により
建設の未来を拡げる3D地図データ
3D地図データオンラインサービス
BIM/CIMソフトに対応した、建物の形状や質感、交通標識まで忠実に再現した3D都市モデルデータと、郊外、山域、港湾エリア等まで日本全国を網羅した広域3次元モデルデータにより、周辺環境を考慮した効果的なプレゼンテーション/シミュレーションを可能にします。
BIM/CIM業務での活用例
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プレゼンテーション
3D地図データを活用することで、周辺環境の作成にまつわる人件費・作業時間を抑えつつ、建築物の設計意図が伝わるプレゼンテーションを実現します。
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景観シミュレーション
竣工イメージを周辺の景観まで含めてシミュレーションすることで、周辺環境への影響を考慮しやすくなり、住民への説明を視覚的に行うことができます。
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仮設計画の検討
計画モデルや地下埋設物など、様々な情報を3D地図上に配置することにより、最適な施工手法の検討や正確な工期の算出など、精度の高いシミュレーションが可能になります。
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時系列シミュレーション
時系列で施工計画を可視化することで、後工程における不具合の発生を未然に防ぎ、修正に要するコストと時間を削減するとともに、合意形成と意志決定を早期化します。
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道路維持管理での活用
CIMの道路維持管理においても、周辺構造物との位置関係を3Dデータ上で確認することで現状把握や修繕工事の計画など事前に綿密な検証を重ねたうえで実行できます。
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熱流体シミュレーション
熱流体解析ソフトウェアに3D地図データを取り込めば、専門的な難しい設定不要で、簡単に都市空間の風・熱の流れを見える化できます。