坂本 悠貴

地図のもととなる現地調査
それは、ゼンリンの最前線

調査・制作
坂本 悠貴 Yuki Sakamoto

2007年入社
文学部 地理学科卒

私の仕事

地図のもととなるデータの収集チームを統括

当社の地図はインターネットやカーナビ、紙など、さまざまな媒体に水平展開されています。それらの地図に共通する特徴はその詳細さであり、建物の大きさや形、道路の幅・種類、さらには家屋の世帯主まで地図上で表現することが可能です。その地図データのもとになる情報収集を行うのが私の所属するコンテンツ・サーベイ本部です。私の所属する愛知県・三河事業所は、豊橋市から安城市にまたがるエリアを担当しており、調査範囲は半径約50kmにおよびます。

私の主な業務は、三河事業所における調査部門の運営・管理です。具体的には、調査予算の管理や人事管理。地図の発行予定に沿った調査計画の策定。さらには調査スタッフのスケジュール管理や作業管理・指導など、部門の責任者として幅広い業務に携わっています。

こんな商品に携わっています

1日の仕事の流れ

09:00

朝礼(1日の作業分担の確認)

10:00

地図調査スタッフの成果物確認

12:00

昼食

13:00

調査原稿の校正・確認

15:00

道路開通情報の確認及び取材

17:00

終礼(作業進捗把握・情報の共有など)

仕事の難しさ・醍醐味

スタッフがパフォーマンスを最大限に発揮できる環境づくり

スタッフがパフォーマンスを最大限に発揮できる環境づくり

地図の精度は、調査スタッフの仕事の質がそのまま反映されるといっても過言ではありません。そのためには、いかにして「良い地図が生まれる環境」をつくり上げるかが大切だと思っています。

我々の調査エリアは、都市部はもちろん郊外や山間部にまでおよび、当然ながら納期があるため、時には厳しい天気や気候の中、スタッフたちは調査に臨むことになります。スマートフォンやカーナビなど、地図のアウトプットは高度化していますが、インプットに当たる調査は、人の足で稼ぐのが基本であり、自動化・機械化が簡単にできるものではありません。そのため、調査スタッフの調査計画に無理はないか? 調査スタッフとのコミュニケーションは密に取れているか? といったことを常に意識し、皆が最高のパフォーマンスを上げる要件とは何なのか?そのために自分ができることは何なのか? を日々模索しています。

話は変わりますが、私は小さい頃から旅行が好きで、大学では地理学を専攻していました。そして現在は、職業病なのか、地図上にない道を見かけると思わず足を運んでしまいます。そんな私にとって、地図づくりの最前線にいるという事実そのものが、仕事のやりがいとなっています。

日々街は変化し続けています。その変化を自分たちの目で確認し、地図を通じてその変化を世の中に提供していく。さらに、その地図が人々の生活を支えている・・・大好きな地図に関わる仕事に従事し、それが結果として社会の役に立っているわけですから、これ以上の喜びはありません。

未来へ向けて

老若男女、あらゆるニーズを満たす地図をこの手で

老若男女、あらゆるニーズを満たす地図をこの手で

比較的若くして責任ある立場を任されているため、指導する立場としては経験が浅く、至らない点もあり、歯がゆい思いをすることもしばしばです。今後の目標は、まずは経験を積んでいくこと。そして、地図づくりの上流から下流までの一連の流れを学び、世の中に本当に必要とされる地図を、自らの手でつくることです。

情報が多い=良質な地図ではありません。ニーズによって適切に姿形を変える地図こそ現代では求められています。いつか、老若男女問わず、あらゆるニーズを満たすような地図を作り上げたいと考えています。

学生の皆さんへ

ありのままの自分で勝負

ありのままの自分で勝負

就職活動は無理して自分をつくらず、ありのまま勝負することが良い結果を引き寄せます。体裁を整えた自分をつくり上げても、本来の自分をアピールすることはできません。本当の自分を見抜いてくれる会社は必ずあります。自分らしく就職活動に臨んでください。

※掲載の情報は2012年12月現在のものです。

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