
【営業】
地図の無限の可能性を信じ、
コンサルティング営業で新規顧客を開拓
営業
新井 啓太 Keita Arai
2008年入社
文学部 地理学科卒
私の仕事
デバイスメーカーへ位置情報コンテンツの搭載を働きかける
最近は撮影場所が自動的に記録されるデジタルカメラやスマートフォンが増えていますが、ICT(Information and Communication Technology)営業二部ではこうしたデバイスに地図や施設情報などのデータを搭載していただくため、デバイスのメーカーなどを対象に営業活動を展開しています。その中で私は主に新規営業を担当しており、展示会などで名刺を交換させていただいたお客様に後日アプローチを行い、地図データなどの活用を提案します。位置情報の重要性が認知されてきたこともあり、興味を示してくださるお客様が増えていると実感しています。
現部署では配属2年目ということもあり、自分が携わった商品が発売された経験はまだありませんが、位置情報がさまざまな機器に搭載されるようメーカー各社と交渉中です。現在はお客様・営業先を合わせて5社ほど担当しており、2ヶ月に一度の割合で地方へも出張に出ています。
こんな商品に携わっています
1日の仕事の流れ
- 09:00
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朝礼、課員の行動予定の共有
- 10:00
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新規提案内容の課内打ち合わせ・アイデア出し
- 12:00
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昼食
- 13:00
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新規顧客開拓営業のため外出
- 15:00
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帰社、営業結果のまとめ・報告
- 17:00
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他案件の仕様調整
仕事の難しさ・醍醐味

お客様の業務や商品の特長を踏まえた上での的確な提案
単に「地図データを使ってください」というだけの営業では、お客様は興味を持ってくれません。「地図データを使えば、現在の業務がこう改善できる」「地図に限らず、さまざまな位置情報と貴社商品を組み合わせれば、こんなことが可能になる」といったように、お客様の業務内容や商品の特長を理解した上での的確な提案、言わばコンサルティング型営業が求められています。
「位置情報の可能性は無限大。だから、何らかの提案は必ずできる」こう思うのは、入社1年目に住宅地図を作るための調査業務に携わった経験があるからです。東大阪市の小さな工場やアパートが密集する地帯。調査原稿を持って歩き回り、新しい建物や新店舗情報、新設道路などを調査しました。通常なら1日で済む範囲の調査が、住宅が密集しているために4日もかかってしまったことが思い出されます。全国の多くのスタッフが、こうした苦労を重ね、ゼンリンの地図は作られ更新されて、さまざまなコンテンツとなっていくのです。その努力の結晶を、いかに活用するか――コンサルティング型営業では、それが問われています。自分が携わった位置情報コンテンツが自分の営業で採用されて世に出る――そんな日が訪れるのを楽しみにしています。
未来へ向けて

従来とは異なる、新しい地図の活用法を編み出す
地図には防災・防犯・安全・安心を支える役割もあります。どんな状況になってもゼンリンは住宅地図を作り、更新し続ける義務があると確信していますが、一方でデジタル化が急速に進んでいる現在がターニングポイントであることも否めません。従来とは異なる新しい位置情報の活用法を編み出すことが、会社としての課題ではないかと思います。
個人的な課題は、業務の効率化です。この点は、上司から「段取りを組んで仕事をしなさい」とよく指導されています。時間を上手に使って、仕事はもちろんプライベートも充実させたいと思っています。
学生の皆さんへ

世界で最も情報量の多い地図を作る会社
常に「○○年後の自分」を思い描きながら、行動するのが大切だと思います。自分のやりたいことは何か、どんな人間に成長したいのかを考えて就職活動に臨めば、自分にとってベストな会社がきっと見つかるはずです。
最後にゼンリンのPRをひとつ。一軒一軒の住所と名前、さらに建物の形まで記載された詳細な住宅地図は、世界広しと言えども日本にしかありません。それをベースとした、地図業界のNo.1であるゼンリンは、世界で最も情報量の多い地図を作る会社です。その無限大の可能性に賭けて、ともに夢を追いかけていきましょう!
※掲載の情報は2012年12月現在のものです。
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