(特記なき場合、本ページは2024年3月末の情報・数字を記述)
ゼンリンの価値創造プロセス

当社グループは、保有する財務・非財務の資本を有機的に活用し、中長期経営計画で重要課題を実践することにより、持続的な成長と新たな価値創造及び社会課題の解決への貢献に取り組んでいます。
価値創造の源泉となる経営資源

当社グループは、保有する財務・非財務の資本を有機的に活用することにより、新たな価値創造を図っています。
価値創造プロセスに影響を及ぼすリスクと機会
当社グループは、取り巻く外部環境の正確な把握に努めるとともに、そこから生まれるリスクや機会を分析し、当社グループが社会とともに継続的に成長していくために優先的に取り組むべき重要課題を特定しています。

当社グループが社会とともに持続的に成長し、中長期的な企業価値向上の実現に向けてビジネスモデルを持続・発展させる為に、優先的に取り組むべき重要課題を「価値創造のマテリアリティ」と位置付けています。マテリアリティは、経営理念体系、コアコンピタンス、当社グループを取り巻く事業環境やサステナビリティ等の社会課題、そこから導かれるリスクと機会、そして投資家との対話を踏まえ、当社グループの中長期にわたる価値創造に影響を及ぼす課題を特定し、中長期経営計画(ZENRIN GROWTH PLAN)の基本方針として取り込み、実践しています。
ゼンリンの事業基盤:ZENRIN Information Platform「ZIP」

当社グループは、様々な手段で情報を収集し、データベースとして整備・管理し、お客様の用途に最適化した商品・サービスとして提供することでビジネスを運営しています。
ZENRIN Information Platform「ZIP」は、この一連の仕組みを総括した当社グループの事業基盤です。ZIPにより、生産性向上とコスト削減を両立しながら当社顧客の多様なニーズに対応しています。
事業ポートフォリオ

ゼンリングループが目指すのは、世の中のあらゆる地物を位置情報(データベース)として整備し、そのデータベースをユーザーにとって最適な形に加工編集して、提供するビジネスです。商品の形態や提供先によって、5つの事業に分かれていますが、上記の考え方は共通しています。
中長期経営計画 ZGP25では、事業基盤となる ZIP の強化を図り、各事業において、新たなサービスの創出、強固な収益基盤を築くビジネスモデルの変革(フロー型からストック型ビジネスへ)を推進するとともに、サステナブルな社会の実現に向けて、社会課題の解決に取り組んでいます。
事業ポートフォリオ:ZGP25強化事業

各事業を構成するビジネスのうち、「成長ビジネス」と「新規ビジネス」領域が今後の当社グループの成長ドライバーになると考えています。
ZGP25では、当領域のビジネスを推進するために必要な事業基盤の開発に重点的に投資を行っています。(研究開発費:約10億円/年、設備投資費用(ソフトウェア開発):約40~50億円/年)