「ZENRIN Maps API」は、多彩な地図コンテンツや位置情報データを実装する開発ツールがセットになったエンタープライズ向けAPIサービスです。業務システムやWebアプリケーションなど、幅広い業界で活用されいます。
業界トップクラスの精度と情報量を誇る地図データを各種API機能と組合わせ、お客様のニーズや課題に応じたソリューションを実現いたします。
ZENRIN Maps API
ZENRIN Maps APIの特長

建物属性情報・施設情報・各種統計データなどを過去から現在まで地図基盤に搭載。様々なコンテンツ表示や検索、過去情報等を活用し、地域の変遷を捉える事で、対象エリアの状況把握にご活用いただけます。

ゼンリンの位置情報コンテンツを活用してクレンジングし、最新かつ精度の高い位置情報(住所・座標)を返却。ビジネスで"使えるデータ"として活用シーンを拡大させます。

ゼンリンでは現実世界の建物やテナントなどに独自IDを付与し時系列で管理しており、これにより変化情報(生成・消滅)を時間軸に沿って把握可能となります。
※ZIDとは
建物や建物内の事業所・テナント等に付与したゼンリン独自のIDです。
ZIDの新規/削除は、現実の地物の生成/滅失に合わせて更新します。
(当社の調査/整備仕様に基づいた更新であり、現実世界の変化状況を保証するものではありません。)
活用シーン

住所データの最適化で解決!

過去住所データや建物名称まで加味して住所データを正規化。正しい住所に修正し、緯度経度情報を付与します。マンション名やテナント名などを組み合わせることで、同一住所の建物が複数存在していたとしても対象の建物を特定できます。

独自IDによる建物検索で解決!

クレンジングした住所データにZID*を付与することで、その後の建物の生成・滅失情報が時系列で管理でき、顧客情報や建物情報などの管理コストを抑制できます。

過去~現在までの豊富な地理空間情報で解決!

ゼンリンの地図情報や国の統計情報などから現在までの変化を可視化。人口や建物数の増減推移を基に今後のエリア予測まで加味したマーケティング活動が実現できます。
ZENRIN Maps APIでできること
お客様のアプリケーションやサービスの用途に合わせて最適な機能、情報をご利用いただけます。
5つの主な機能
マップ
地図の描画・操作に関する機能
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住宅地図・過去地図
建物一軒一軒の名称や居住者名を収録したゼンリン住宅地図を表示します。過去の地図情報も利可能です。
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データ重畳
地番や用途地域、地価、学校区など土地に関する様々な情報を重畳して表示できる機能です。

サーチ
各種エリア・ポイントの検索機能
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住所・地番検索
名称や座標情報により住所や地番を検索し場所を特定できます。
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建物テナント検索
全国の建物名称やテナント名称、また建築年、用途などを含む建物情報を取得できます。

ルート
多彩なルート探索・ナビ機能
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自動車/歩行者ルート検索
全国の道路情報や規制情報などを基に、移動手段に応じた目的地までの最適なルート情報を提供します。
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巡回経路ルート検索
複数の目的地を最適な順番で効率よく訪問するたのルート情報を提供します。

データコーディング
位置情報を高度化する機能
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住所クレンジング
お客様の保有する住所データを正規化して緯度経度や建物名を付与、データ活用しやすい形にクレンジングする機能です。 ゼンリンの保有する住所情報に加え、地番や建物名称、過去の住所情報まで活用した高度なクレンジングを実現します。

ホスティング
位置情報を取得、管理、活用する機能
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位置測位ライブラリー
端末ごとの位置情報を取得登録、検索するための機能です。
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ジオフェンスライブラリー
任意に設定したエリアに対して位置情報の入った/出たを判定するための機能です。
