田中 裕貴子

次世代を担う人材を探し出し、
スムーズな入社へと導く

管理
田中 裕貴子 Yukiko Mega

2011年入社
経済学部 経済学科卒

私の仕事

内定者をフォローし、新社会人へと育成

人事部は、社員の給与、税金の手続きなどを担当する給与課と、労務管理や社宅管理、福利厚生、採用・研修を担当する人事課に分かれており、社員が生き生きと仕事に励むための土台作りを担う部署です。私はその中で、次世代のゼンリンを担う新規学卒者の採用・研修に携わっています。毎年ほぼ同じスケジュールで活動するので、その流れに沿って仕事を紹介します。

まず、8〜11月にかけて採用方針や採用人数の策定、説明会会場の確保など、翌々年度新卒採用の準備をし、12〜3月の間に会社説明会を開きます。2011年の場合、札幌、東京、京都、大阪、福岡の全国5ヶ所で開催しました。そして4〜5月にかけて選考を行い、6月に内定者を決定します。その後、内定者フォローの一環として入社前説明会の開催や、SNSサイトの開設を行い、翌年3月まで、業界ニュースの配信や内定者同士の交流を後押しします。10月には内定式を開催し、この頃から、ビジネスマナーなどの知識を身につけていただくため内定者に課題を提示します。12月に再度、入社前説明会を開催し、4月の入社式までフォローを続けます。

駆け足でお伝えしましたが、例えば12月の入社前説明会では社会人意識を高めるためのワークショップを開くなど、紹介した以外にも細かな企画やイベントを考え、実施しています。

1日の仕事の流れ

9:00

朝礼・メールチェック

10:00

イベントの企画など

12:00

昼食(同じ部署の先輩と)

13:00

チームミーティング

15:00

イベントの手配・連絡など

17:00

次の日の準備

仕事の難しさ・醍醐味

短期的に成果を判断できないからこそ、おもしろい

短期的に成果を判断できないからこそ、おもしろい

2年目になり、内定者フォロー活動を担当することになりました。責任のある仕事でやりがいもありますが、自分の想いを形にすることに苦労しています。例えば「内定者の皆さんにもっと交流してほしい」と思っても、そのまま伝えてもあまり効果は期待できません。どんな場面で、誰が、どんなきっかけを作ったらいいだろう…。さまざまな方向から考えて、ベターな仮説を立て、実践して、反省して、改善。そんな毎日です。

自分の判断と実践が正しかったかどうか、答えが出るのは、ずっと先のこと。仮に大器晩成型の人材であれば、それこそ10年、20年先にならないと人材採用の成果は見えてきません。むしろ、短期的に成果を判断できないところが、この仕事の面白いところなのかもしれません。とは言え、入社前説明会や内定式の後に「こういう場が欲しかったので本当に良かった」といった言葉を内定者からもらった時は、「皆が求めているものをちゃんと提供できたんだ」と、嬉しい気持ちになります。

未来へ向けて

多くのスタッフの目と耳で集めた情報を、より創造的に活用

多くのスタッフの目と耳で集めた情報を、より創造的に活用

ゼンリンは、地図情報を収集・管理・提供しているため、全国に拠点があります。それは、収集する「目」だけでなく、全国の地域の方々やさまざまな業界のお客様の「声」を直接聞くことができる「耳」をも持っているということです。これは当社にとって非常に大きな強みであると感じています。その強みをさらに活かすために、部門や部署を超えた情報の共有をより活発にして、多様な方向から知恵を出し合っていきたい。もちろん、ゼンリンだからこそ可能だと思っています。

自分自身のことで言えば、「優等生な仕事をしないこと」が課題です。失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返して、自分の指紋が残る仕事をしていきたいです。「指紋が残る仕事」は大手コンピューター会社が新入社員に贈るメッセージからの引用ですが、いつか私にしかできない仕事、私ならではと言われるような仕事を成し遂げたいと思っています。

学生の皆さんへ

自分らしい人生のために、最後まで自分らしい就職活動を!

自分らしい人生のために、最後まで自分らしい就職活動を!

就職活動を始めると、周りの人の動向が気になったり、不安になったりする時がきっとあると思います。でも、決して自信をなくさずに、自分らしい人生を歩むために、最後まで自分らしい就職活動をして欲しいと思います。今年も全国数ヶ所で会社説明会を開催します。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!

※掲載の情報は2012年12月現在のものです。

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