ポスティング費用は単価だけじゃない! コスパを最大化するためのチェックポイント

「ポスティングにどれくらいお金がかかるの?」と疑問に感じていませんか。その際、「すべて自社でやるか、業者委託にするか」と悩む方も多いはずです。一見、費用が安く抑えられそうな自社実施も、全行程の手間や人件費を考えるとコストがかさんでしまうことも…。効果を落とさずコスパ良く実施するにはどうすれば良いのか。本記事で、ポスティング料金の決まり方やコスト削減の工夫、失敗しないためのポイントを整理します。

この記事でわかること

ポスティングの料金形態

コストダウンのためにできる工夫

費用対効果を上げるための取り組み方

2026年2月6日更新

ポスティング費用はどう決まる?

費用対効果を考えるうえで、ポスティングにはどの程度の費用がかかるのかを知っておくことが大切です。費用について、配布方法や依頼内容別に見てみましょう。

配布方法によって異なる

ポスティング費用は、配布方法によって異なります。主な配布方法についてまとめました。
一般的な配布方法には、大きく分けて3つあります。

1) 標準配布

配布効率などを考慮し対象エリアの平均60~70%の住居中心に配布「軒並み配布」ともいう

2) 全戸配布

対象エリアの全世帯へ100%配布する。効率を考慮しないため配布数・配布期間が増加するため費用も多くかかる

3) セグメント配布

様々な条件に限定した配布方法。標準より費用がかかる

・集合限定配布:

エリア内のマンションやアパートなどの集合住宅を対象に配布する手法で、単身者を含め比較的若年層にも幅広くアプローチしやすい

・賃貸限定配布:

戸建て、マンション、アパートの別なく、賃貸物件を対象に配布する。不動産関連や引っ越し関連などのチラシには特に有効。

・分譲限定配布:

分譲は土地と建物がひと組になった販売方法で、同一エリアに同タイプの住宅が並ぶ。年齢層や家族構成、経済レベルが比較的平均化されていると見られるため、アプローチしやすい場合も多い。

・戸建限定配布:

一戸建て住宅のみに配布する。分譲限定と違い、居住年数や家族構成が幅広い。開発された年代でエリア分けする方法もある。

・事業所限定配布:

一般家庭ではないオフィス・事業所のみに配布する。BtoB向けの商品やサービスのポスティングに効果的。

依頼内容によって異なる

配布方法だけでなく、ポスティング業者にどこまで作業を依頼するかによっても、料金体系は異なります。単にチラシを配布するだけでなく、チラシのデザイン作成・印刷、配布エリアの絞り込み、チラシ配布に対するクレーム対応など、業者によって依頼可能な範囲が異なります。
例えば、クレーム対応が可能な業者の場合、投函禁止場所にチラシが入った、チラシが散らかっている、ほかの郵便物を汚したなどの、ポスティング行為にかかわる苦情処理まで業者が請け負います。自社の負担を軽減できますが、一般的には、多くの工程や対応を依頼するほどコストがかかります。
状況によっては、オプション料金が発生する可能性もあります。例えば、当初契約した配布枚数から、さらに追加の配布を依頼したい場合、追加分の1枚あたり金額が高く設定されていることもあります。思いがけない負担が発生しないように、契約条件やプラン内容をしっかり把握し、オプションなどの条件も事前に確認する必要があります。

料金に影響するそのほかの要素

上述したように、ポスティングの費用は配布方法や依頼内容によって大きく異なります。加えて、以下のような配布条件も実際の料金に影響します。

配布期間、時間指定(短期間か長期間か・曜日や時間指定があるか)

印刷物のサイズや重量(紙質やデザインにより1組あたりの重量が設定されている可能性がある)

単配または併配(自社のチラシのみの配布か、他店舗・他社との抱き合わせ配布か)

エリアの密集度(住宅間の距離が長い、エリアに対して人口密度が低い、など)

ポスティングの費用対効果は、料金が低ければよいというわけではありません。できるだけ費用対効果の高い条件を吟味すると同時に、予算を重視するのか、希望条件に合わせて予算を見直すのか、より良い方法を考える必要があるでしょう。

ポスティング費用を抑えるための方法

ポスティングにかかる費用をできるだけ抑えるための方法はほかにもあります。代表的な方法を見てみましょう。

サービス内容や料金を比較する

業者によってはサービス期間を設けたり、初回限定のお得なプランを提案したりするところもあります。枚数をまとめる・併配で安くするなど、業者によって条件が異なります。業者を決める際には、いきなり依頼をせずに、サービス内容や料金をそれぞれ比較したうえで検討するとよいでしょう。ただし、基本料金が安かったとしても、プラン内に含まれるサービス内容や条件が限定されている可能性があります。サービス内容に見合った料金設定になっているかもしっかり確認しておきましょう。

配布の条件をゆるめる

細かな配布条件を設定するほど、料金が上がる傾向にあります。費用を抑えるには、配布期間や時間指定などの条件をできるだけゆるめて、イレギュラーな対応が必要となるような設定をしないようにするとよいでしょう。

できることは自社で行う

ポスティング業者にチラシのデザインから配布まで一括して依頼することで、自社内での作業は大きく軽減できますが、それだけ費用は高くなってしまいます。人的コストと比較したうえで、自社内で対応できる作業を検討してみましょう。例えば、デザインや印刷の内製化や、近隣エリアだけ自社でポスティングするなど、対応範囲を広げてみます。
ただし、近隣エリアであっても、自社でポスティング作業を行う際には、効率的に配布するための地図づくりが欠かせません。ポスティング効果を高めるための地図の活用法について詳しくは、以下をご覧ください。

ポスティングの効果を落とさないために

ここまで、できるだけポスティング費用を抑える方法を紹介しましたが、コストを下げると効果が下がるのではないかと不安に感じるかもしれません。費用対効果を上げて、ポスティング効果を落とさないためには、どのような工夫が必要でしょうか。

費用対効果を見極める

コスト削減のつもりで内製化を進めたとしても、かえって人的コストがかかったり、自社内の業務に差し障りがあったりすれば、逆に費用対効果が低下している可能性があります。内製化を選んだがゆえに時間がかかり、効果的なチラシ作成もできなかった場合は、残念な結果になりかねません。効率的・効果的と思われる部分は業者に依頼し、費用をかけるのもひとつの手段です。プロの手を借りることによる効果も考慮に入れながら、費用対効果を見極めることが大切です。

実績があり、サポート体制がしっかりしたポスティング会社を選ぶ

業者選びにおいても、安いから、料金に含まれるオプションが多いから、といった理由で選ぶと失敗するかもしれません。効果が出ないだけでなく、トラブルになる可能性もあります。安い料金で対応している業者のなかには、空き家に投函する、集合住宅の共同ポストにまとめて投函するといった状況もありうるようです。
業者選びの際には、ポスティングの質や実績をしっかり確認することが大切です。配布条件を確実に満たすポスティング体制が整備されているか、ポスティングスタッフへの教育・指導体制ができているかなど、口コミを含めた情報から判断するとよいでしょう。ポスティングについての相談窓口やサポート体制の有無も、重要な判断材料です。安心して依頼できる業者を選びましょう。

ポスティング計画を立てる

ポスティングは、配布すれば確実に効果が出るというものではありません。キャンペーンの実施やSNSの活用など、さまざまなマーケティング活動と連動させて、最大限、自社の利益につなげるように意識して行うことが大切です。具体的なポスティング計画を立て、戦略的に進めましょう。その際には、過去のポスティングデータを分析する、ポスティングを行う時期を見直す、ターゲティングを再検討するといった事前計画もスケジュールに入れておくとよいでしょう。

効果分析をする

ポスティングは、繰り返しと改善が成功のカギとなります。反応が良かったポスティングは、いつ、どのエリアで行われたのか、具体的にどのような反応が得られたのかなどの分析を重ね、改善をすることで、反響率の向上につなげます。
効果分析の方法やポスティングの反響率を高めるコツについて詳しくは、以下の記事で解説しています。ぜひご一読ください。

ポスティングは費用と効果のバランスが重要

ポスティングへの費用のかけ方は、企業や状況によって異なります。コスト削減を重視するとしても、内製できるもの、外注したほうがよいものの見極めが大切です。チラシデザインはプロに任せ、ポスティングは自社で地道に行うという方法もあれば、チラシデザインを内製化してポスティングは業者に任せるという方法もあります。自社の業務に支障が出ないよう、一括で任せたほうが費用対効果が高くなるというケースもあるでしょう。いずれにしても、コストを抑えつつ最大の効果を得られることを前提に、ポスティングの費用を検討しましょう。
ゼンリンの「らくらく販促マップ セレクションサービス」なら、エリア・条件を絞って効果的なポスティングを行え、コスト削減につながります。エリア選定と配布だけ、印刷と配布だけなど、利用したいサービスを選択することも可能です。
自社のポスティング戦略の費用対効果を高めたいとお考えの際には、ぜひ「らくらく販促マップ セレクションサービス」をご活用ください。

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