はじめに
この時期、小学生のお子様がいるご家庭では「夏休みの自由研究」の決め方が大きな悩みになっていませんか?
実際に「夏休み 自由研究」でネット検索をしてみると、たくさんのテーマやキットが出てきて、全部見るだけでも一苦労。
自由研究のテーマが決まったとしても、お子様の自主性に任せた結果、遊んでばかりで全然進まず、結局保護者様が中心となって取り組んだ、などの経験をされた方もいらっしゃると思います。
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お子様が楽しんで積極的に取り組むテーマを選びたい!
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日常生活に役立つものに取り組みたい!
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他のお子様と被らない、ワンランク上のものを作りたい!
この記事では、そんな保護者の方におすすめの『地図を使った人気のテーマ』をご紹介します。
おすすめテーマ紹介
1.冒険・探検好きなキミへ!自分だけの地図作り。
お子様が興味があることを自由研究のテーマにできれば、お子様も積極的に取り組んでくれますよね。
街を探検し、地図上に調べたことを書き込むだけで、お子様が好きなことをテーマにした自由研究が完成します。お子様が楽しんで取り組んでくれること間違いなし!
調べるエリア:自宅や学校の周辺
制作時間:3~5時間
難易度:☆
<テーマ例>
#お洒落度No.1
・行きたいお店マップ(1年生~)
好きなお菓子や本・文房具など、欲しいものを売っているお店を地図上に書き込んでいきましょう。
#ザ・キングオブ自由研究 人気No.1
・我が町生き物マップ(3年生~)
カブトムシやカエル、ザリガニなど、それぞれの生き物を見たことがある場所を地図上に書き込んでいきましょう。
#マニア養成No.1
・撮り鉄日誌マップ(3年生~)
・こだわり爆発!自動車の色マップ(6年生~)
電車や車の写真や色を地図に記録すると、面白い発見があるかも。
#創造性No.1
・自分が思い描く、自分だけの街を。空想マップ(6年生~)
自分が住む地域の信号の位置やお店の場所など、思い通りに地図をアレンジして自分だけの空想地図空間を冒険してみましょう。
<準備するもの>
・調べるエリアの地図
おすすめは書き込みしやすい白地図!
地図の用意はこちらがオススメ!
・指定したエリアの地図を出力できるサービスです。
・サイズや地図の種類(白地図など)を簡単に選べるので、初めて利用する方でも安心。
・コンビニでのプリントアウトも可能です。
2.せっかくなら地域と家族の役に立ちたいキミへ!もしもの時に備える地図作り。
小学校3年生から始まる社会科や総合学習では、防犯や防災についての単元を学習します。
災害の時はどこに逃げるか、危険な場所はどこか、AEDはどこにあるかなどについて家族で話し合いながら地図を作ってみましょう。
クラスのみんなや先生からも喜ばれること間違いなしです!
調べるエリア:自宅や駅の周辺、通学路
制作時間:5~7時間
難易度:☆☆
<テーマ例>
#もしもの時役立つNo.1
・防災マップ(3年生~)
家と避難所を地図上に書き込み、避難ルートを考えてみましょう。
#ヒーローになれるNo.1
・AEDマップ(3年生~)
・こども110番の家マップ(3年生~)
どこにAEDやこども110番の施設があるのか事前に確認し、もしもの時のために役立てましょう。
#火事の時役立つNo.1
・消火設備マップ(3年生~)
街を歩いてみると、公園や公民館などいろんな場所に消化設備が設置されています。どこにどのくらいあるのか調べてみましょう。
<準備するもの>
・調べるエリアの地図
おすすめは書き込みしやすい白地図!
地域のハザードマップも参考にしてみましょう
地図の用意はこちらがオススメ!
・災害の時に必要な行動を考えるための地図です。
・指定したエリアの地図をPDFでダウンロードできます。
・自主防災マップの作り方ガイドも付属しています。
作り方の動画はこちら
3.ワンランク上の作品をつくりたいキミへ!誰とも被らない、自慢できる地図作り。
2023年現在、小学校ではPCやタブレットを活用した授業が行われています。かつては地図を使った学習と言えば「紙地図」が主流でしたが、今は「デジタル地図」を使って学びを深める機会も多くなっています。デジタルで動きをつけた自分だけの地図を作れば、先生やお友達から羨望のまなざしで見られるかも・・・!
調べるエリア:自宅周辺、日本全国、世界
制作時間:3~7時間
難易度:☆~☆☆☆
<テーマ例>
#自慢できるNo.1
・住んでいる市区町村の特徴マップ(4年生~)
・全国の都道府県の特徴マップ(5年生~)
・世界の国の紹介マップ(6年生~)
自分の住む地域と他の地域の特徴を調べて、文化や慣習の違いを記録してみましょう。
<準備するもの>
・デジタル地図
例:インターネット地図サービスなど
地図の用意はこちらがオススメ!
・ブロックを組み合わせる簡単操作で、動きをつけたデジタル地図を作成できます。
・アプリのダウンロード不要。インターネット環境があれば利用できます。
・お子様だけで自由研究を進められるよう、「ミッション」を付属しています。
注意事項
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テーマやお子様の学年などによって、制作時間や難易度が変わる場合がございます。
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外に出て情報収集する場合は、必ず保護者様の同伴をお願いいたします。
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交通ルールを守って、水分補給などの熱中症対策をお願いいたします。
まとめる時のポイント
外に出て情報を集める時には、メモを取ったり写真を撮って、おうちに帰って地図にまとめる時に使いましょう。地図にまとめる時に大切なポイントは次の3つです。
見出しを大きくして目立たせる
色やシールを使って分類する
イラストや写真もあると分かりやすい
また、学校に提出する際は「テーマを選んだきっかけ」や「工夫したポイント」等を伝えると良いかもしれません。
「提出用フォーマット」をご用意しましたので、こちらを記入、印刷して、完成した地図と一緒に学校に提出してみましょう。
提出用フォーマット
(クリックしてダウンロードできます)
デジタル地図で動きをつけた作品や、お子様が発表する様子を提出したい時は、以下の手順を参考にして下さい。
・動画を撮影する
・動画のURLを作成する(WEB上にアップ等)
・URLから二次元コードを作成する
二次元コードを、学校で先生やお子様が持っているPCやタブレットで読み込むことで、動画を見ることができるようになります。
二次元コード用の「提出用フォーマット」もご用意いたしましたので、提出の際は活用してみてはいかがでしょうか。
提出用フォーマット
(クリックしてダウンロードできます)
最後に
今回は地図を使った夏休みの自由研究テーマをご紹介しました。
こちらでご紹介したテーマ以外にも、お子様の自由な発想でオリジナリティあふれる地図作りに挑戦してみてくださいね!
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