ゼンリン道路情報を使って現実世界をシミュレーターへ簡単に取り込める仕組み

EVの電力消費量を精緻に計算したいというニーズにゼンリンの地図情報をご提案します。
ゼンリンの地図APIはMATLAB/Simulinkと連携しており、ゼンリンの道路情報を簡単に取り込めます。
これにより、走行ルートの道路標高や停止線情報を取得し、電力消費量を精緻に算出するといった使い方が可能です。

特徴

POINT 01正確な消費電力計算を実現する全国道路データ

消費電力に影響を与える標高·勾配情報を含む詳細な道路データを日本全国カバーしております。
※最高速度や一時停止、信号機など、お客様による消費電力計算を支えるコンテンツも提供可能です。

POINT 02詳細な充電スタンド情報

日本全国のEV充電スタンド情報をカバーしております。
緯度経度情報だけでなく、充電方法、コネクタタイプ、料金情報、営業時間情報など、豊富な情報を提供可能です。バッテリーの状態に応じて周辺のEV充電スタンドを検索することで、給電を考慮した走行距離や、自動走行アルゴリズムの検討が可能となります。

導入効果

【効果】リアルな道路モデルを作成し、EV走行シミュレーションが可能

導入前

現在のバッテリー残量で目的地まで到達できるのか、車両の停止・再発進時や勾配がある道路での電力消費量はどの程度なのかなど、EV開発に必要なシミュレーションを行いたいが、必要な道路情報を保有していない。

導入後

標高や勾配、停止線などの実際の道路情報を取り込むことで、実際の道路環境を再現可能に。これにより、道路モデルの作成時間短縮が実現。

提供コンテンツ

1.

道路形状情報、道路(リンク)長さ

2.

道路種別(高速道 / 国道 / 県道 / 一般道 / 細道路 等)

3.

道路名称 / 車線数 / 幅員 / 上下線分離情報

4.

一方通行 or 双方向通行 / 道路進行方向

5.

一時停止線の位置情報

6.

最高速度情報

7.

事故多発地帯

8.

高さ、幅、重量制限

EVシミュレーションで重要なコンテンツ

標高

信号機(交差点名称がある部分のみ) ※STOP&GOが重要なため

EV充電スタンド

上記以外の地図コンテンツもご提供可能です。お気軽にご相談ください。

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